憧れの人は、バスの中




「怪我したら病院に行くんだからな」


「知ってます~」



わかってるもん。



気をつけるもん‼



「美穂、そうなの?」


「うん…」


「私が、蓮君の代わりに美穂を守る!」



守る…



「ありがとう」



これからも可憐と一緒にいれる‼



「俺からも頼む。美穂、すぐにどっか行くからな。俺たげだと面倒見きれん」


「ひどいよー」



私どこにもいかないもん…


夏休みに、蓮のいないときに外に出ておこられちゃったけど…



しょうがないじゃん!!


そとにでたかったんだ‼


教室は、なんか、久しぶりで…


病院に戻りたくないと、この時強く思った。










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