憧れの人は、バスの中






蓮は一度家にもどって私の着替えをとりに行くと言って行ってしまった…




これから、どうすればいいのかな?





とりあえず、看護婦さんに病室に連れてこられた私は、体が重かったから、ベットで少し寝る事にした。





病室のベットは嫌いだ。



真っ白で色がない。だから、なにもやる気が起きない…




しかも、いつも蓮と一緒に寝ている私にとっては、寂しくてたまんない…





はやく、家に帰りたい…




まだ、来たばかりだというのに…こんなことおもってしまうなんて…こどもだよのね…。





そして、私は、誰もいないしずかな病室で眠った。







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