憧れの人は、バスの中



必死で逃げて付いたところは…?



ここどこだろう?



今は、10時。



今から家に帰っても、また殴られる。



だから、しばらくの間、ここにいよう。




私は、近くにあったベンチに座った。






しばらくボケーっとしてたら




「だいじょーぶ?」



突然、上のほうから声がしたので見てみると



「お、お、王子?!」


目の前には、王子がいて、笑っていた。



はっきり言って今の私の姿を見てほしくなかった。


だって、ものすごく好きな人にこんなにもむざまな姿を見てほしくなかった。

逃げようとした時



ガッシッ!!


王子にの手が私の腕を捕まえていた






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