憧れの人は、バスの中
  


「ほら行くぞ」


蓮は、私の腕を握って家に入っていった。



「美穂の部屋は?」



「ここだよ」



蓮には、部屋の前で待っててもらった。









「いこ!!」



「おう」



それから、二人で学校に向かった。




学校に着いたのは、遅刻ぎりぎり。



よかった。遅刻しなくて。




ザワザワザワ……



なんか、騒がしくない?



「蓮さま!!どうしてそんな人と一緒にいるのですか!!私のほうが絶対にいいですよ!!」



でた、ナルシスト。




もう香水くさいよ



蓮もいつもこんな中にいるなんてかわいそー



ドン!!




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