アクシデントな恋


龍は挨拶を終えた後
潤の態度にムカつきながら…

寿麻が断り、自分と一緒に居てくれる事を望んだが…


「いいよ…」

と言う寿麻の言葉に…
ぼそりと

「潤がいいのか…」

と、呟き出ていった。



そのまま寿麻にメールを入れて自宅に帰ろうとした。

ホールを出て携帯を取り出した所で

「りょーぅ」

誰かに呼ばれて振り向くと
美里が手を振りながら駆けて来た。


「龍、ご苦労様(^-^)b
格好良かったよ

この後…寿麻ちゃんが隣に居ないとすると
振られた?

じゃー、手伝って欲しい事があるんだよね。
ミスコンの挨拶
お願いm(__)m
去年も龍に手伝ってもらって優勝できたから

私、文章考えるの下手で…知ってるでしょ。

これで、いい男みつけて龍を見返すんだから

ね…(*^-')b」



美里にお願いをされ
龍は断ろうとしたが
寿麻の事が心配なのと
今まで、どんな時も一緒に帰っていたので
暇つぶしに、美里の挨拶文を考えてあげる事にした。

「ああ…どうせ暇だし、カフェにでも行くか?
今ならあそこ人居ないだろ…」



2人はカフェで文章を考えていた。
< 103 / 168 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop