アクシデントな恋
龍は挨拶を終えた後
潤の態度にムカつきながら…
寿麻が断り、自分と一緒に居てくれる事を望んだが…
「いいよ…」
と言う寿麻の言葉に…
ぼそりと
「潤がいいのか…」
と、呟き出ていった。
そのまま寿麻にメールを入れて自宅に帰ろうとした。
ホールを出て携帯を取り出した所で
「りょーぅ」
誰かに呼ばれて振り向くと
美里が手を振りながら駆けて来た。
「龍、ご苦労様(^-^)b
格好良かったよ
この後…寿麻ちゃんが隣に居ないとすると
振られた?
じゃー、手伝って欲しい事があるんだよね。
ミスコンの挨拶
お願いm(__)m
去年も龍に手伝ってもらって優勝できたから
私、文章考えるの下手で…知ってるでしょ。
これで、いい男みつけて龍を見返すんだから
ね…(*^-')b」
美里にお願いをされ
龍は断ろうとしたが
寿麻の事が心配なのと
今まで、どんな時も一緒に帰っていたので
暇つぶしに、美里の挨拶文を考えてあげる事にした。
「ああ…どうせ暇だし、カフェにでも行くか?
今ならあそこ人居ないだろ…」
2人はカフェで文章を考えていた。