アクシデントな恋

会場を出た所で美里に抱き締められ

「龍…格好良かったよ。
感動しちゃった。」


そう言うと
チュッ(^з^)-☆


すると…カシャカシャ
誰かに写真を撮られたが…

それに気づかない龍…



そんな美里に対し龍は冷たく

「離れろ、いい加減にしてくれ…」



美里は悪びれる事なく

「別にいいじゃない!!減るものじゃないんだから。
それに、前はもっと…」


龍は周りを気にして
美里の口を手で押さえた。


「美里、いい加減にしてくれ!!そんなに俺が憎いのか?」


「憎い?その反対!大切だから…」


龍は美里の言葉を遮るように


「やめてくれ!」


少し大きな声に
周りいた人達が龍の方へ顔を向けた。


それを気にしつつ
その場を立ち去った。



1人残された美里は
何か嫌な笑い方をしていた。

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