アクシデントな恋
その頃
寿麻は、のぞみと香に抱き締められ3人で喜びを分かち合っていた。


「凄いよ!あんなに人が集まって…ありがとう」


2人が口々ににお礼を寿麻に言ってると


「僕も頑張ったんだけどな…忘れてません?」

と潤がスネタ感じで言った。


「そんな事ないですよ…潤様がいなかったら、寿麻もこのバンドに参加してくれなかったし、お客さんもあんなに集まらなかった。
ありがとうございます
m(__)m」


香は潤にお礼を言った。

その後、のぞみも潤にお礼を言って

「そう言えば…最後のサプライズも凄かったね。
龍様から伝言が回った時
寿麻が羨ましかったよ。
それも、寿麻の大好きな曲を…
愛されてますね。
妬けるわー」


香も

「本当、あの伝言にはびっくり!
何事にも興味がなさそうなのにね。」


なんて言うものだから
寿麻は龍のしてくれた事が
素直に嬉しくなりながらも…
自分たちの関係がそんなでは無い事もあり
複雑な気持ちではあったが…
なんだか誇らしかったので

「ありがとう(^-^)b
私もびっくりしたよ」


と返した。



本当に嬉しそうに返事を返す寿麻に
潤はかなり心が痛んだ。
< 108 / 168 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop