アクシデントな恋
次の日
ミスコンが開催される日
今日は入り口で
クラウン形に型どった紙が配られていた。
ミスコンの投票に使う紙だ
「おはよう(^^)/」
「寿麻、おはよう(^^)/
昨日のジャズライブ凄かったね。
潤君のピアノも凄かったけど、龍君があんな事するとはね…
びっくり!何も興味なさそうなのにね。
あんな行動とったのって…
もしかすると…もしかするんじゃない?」
「何々?何がもしかするの?私がわかるように説明してよ。」
寿麻が愛の意味不明な会話を知りたくて仕方ない様子だけど…愛は
「何でもなーい(⌒0⌒)」
とニヤニヤしながら控え室になっている教室に向かって行ってしまった。
{愛ちゃん鋭い!!龍が寿麻に気がある事を気付き初めちゃった?}
1人残された寿麻はさっき愛が言っていた事を考えながら歩いていると
「何を考えながら歩いてるんだ!!周りを気にしろ!!
皆避けて行くだろうが。」
顔を上げると目の前に龍が立っていた。
「あっ!!ごめんm(__)m
さっき、愛に変な事言われて…」
「そうか。しかし、周りが迷惑だ。前を向いてあるけ…」
いつもの様に素っ気なく上から言うと
「あっ!!龍…暇でしょ?ミスコンに愛が出るの。見に行こぅ。
それに…美里さんも出るしね…」
寿麻は美里の名前を言ってしまった後、少し後悔をしたが、龍の腕を引きながら会場に向かった。
『美里さんに票入れるのかな…?』
なんて思いながら