アクシデントな恋
潤の計画は着々と進んでいた。
西城病院の役員を巻き込んで…
「叔父さん、看護部長はどうなりましたか?
僕の味方になってくれそうですかね?
あの人は龍が小さい頃から可愛がっていましたからね…。
まー2/3の方々が僕の味方になってくれるでしょうから、何の問題も無いのですが…。」
「潤…問題は会長だぞ!!
まー役員の大半が龍の事を問題視している。
だが…会長の一言で皆翻る事も考えられる。
ここは慎重に行かないとな…」
「看護部長がこの話しを知ってしまった以上、早めに役員会を開く必要がありますね。」
「そうだな、まずは会長の出方を少し見る必要もあるから、明日にでも臨時役員会を開こう。
僕の方で皆に知らせておくから…
潤、しっかりな。」
そんなやり取りがされているとは知らない
龍と寿麻は、婚約パーティーの衣裳合わせに向かっていた。