アクシデントな恋

龍は今、目の前で起きてる事が理解できなかった。

真っ直ぐに自分を見つめる寿麻に龍は

「あっ..... あっ…そうか、俺様の魅力に気付いたか。お前は特別だ!側に居るように!」

龍は自分が何を言っているのかさえ
何が言いたいのかさえわからないまま
寿麻に背を向けると
部屋に入って行った。


その場に残され
覚悟を決めて言った告白なのに
どうとらえて良いのか分からずに…
魂が抜けたように
ふらつきながら、ソファーに座った。

少し何も考えられずにいた


どのくらいぼーっとしていただろうか
龍の部屋が開き我にかえった。

部屋の中から龍が出てくると
寿麻の心臓は壊れそうな位ドキドキしていた。

龍は部屋から出ると
さっき起きた事をやっと理解したのか

「いつからだ、いつから俺の事...
お前は、潤が好きなんじゃ…
ずっとそう思っていた。だから... 」

そこまで言うと寿麻を抱き寄せ
見つめあうと…
キスをした。
甘く激しいキスを
お互いに求めあうように…



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