アクシデントな恋
「おはよう。」


いつものように、
友達に会うと挨拶をする寿麻


だけど…

あの一件以来
友達は皆、寿麻の事を無視するようになった。


仕方ない事はわかっていた。

友達からすれば
裏切られたような気持ちなのだ。

「彼氏欲しいな〜」
と仲のいい友達同士で話していたのに
婚約なんて!
それも、西城 龍。


女子逹の憧れ。
大学のアイドル的存在。


友達なら誰しも思う事


何も秘密にしなくたって!と…。


寿麻も自分が友達だと思っていた人が
同じ事したらきっと怒るし悲しい。

でも、これは寿麻でも思いもよらぬ出来事なんだけど…
誰にも言えない。


友達を裏切っている事はかなりつらい!


今にも泣きたい!


そんな顔をしていると。


「おはよう。」
誰が挨拶をして来た。

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