アクシデントな恋
寿麻は振り返って


「愛…お、おはよう」


寿麻は涙が抑えきれず
泣き出してしまった。


そんな寿麻に愛は
優しく抱き寄せて

「ゴメンねぇ。
急にあんなこと聞いて…
自分でも解らないけどね、寿麻を許せなくて、
話しかけたらケンカしそうで…
それも…

学長連絡で…
どうして相談してくれなかったの?
彼氏居るなら言ってくれてもいいじゃない!
それも西城 龍だなんて…

それも私に言えない何かがあるの?」


「ゴメンねぇ〜急に、
私もほんの1ヶ月前まではこんな事になるとは思ってなかったの…ヒック…」


寿麻はもう絶えられず、全てを話した。


愛なら信用できる。
もう一人で抱えきれない。

そう思って…
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