アクシデントな恋
なぜか…
潤を迎えに寿麻も空港に来ていた。


「潤!久しぶり」


2人は寿麻を無視
むしろ…
居ないも同然かのように
再開を喜んでいた。


ふっと
何かに気付いた潤が


「君が龍の婚約者?
えっと…美里ちゃん?」

龍と潤は高校の時に何度か会っていた。
そんな事もあり、
美里の事は龍から聞かされていた。


寿麻はドキッ!っとした。
『そうだった。
龍は美里さんて人と付き合っていたんだ…
あの後バタバタして
2人の関係がどうなったかは知らないが…』



そんな事を考えつつ
寿麻はどう答えていいのか解らなくなっていた。


「えっと…あの〜 わたしは…」


シドロモドロしていると


「こいつは違う!
南條 寿麻だ。
お祖父様が昔お世話になった人の孫娘で、
許嫁だ、美里とは別れた。」


『別れたんだ…
別に私とのゲームが終われば又元に戻るのに…』


そんな事を考えながら…
なぜか胸がチクチクする。


バツがわるそうに潤が

「ゴメンm(__)m
気にしないで、寿麻ちゃんヨロシク。
俺、潤。龍に聞いてると思うけど。」


まわりがキラキラ☆するような…
そんな笑顔で挨拶された。

香&のぞみ がみたら一発でノックアウトだね。

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