アクシデントな恋
寿麻は涙目になりながら
龍の事をずっと睨んだ。

何も言えず。
今起きた事が…ただ龍の行動が理解できず

胸が苦しくて
涙が止まらなくて
自分がどうしたら良いのかさえわからずにいた。


そんな 寿麻を見て
我に返った龍



「悪い。自分でも良くわからない…。
ゴメン」


「何それ!
謝れば全て解決したつもり!
好きでも無い人にキスされて…
なんで…私が何をしたの?」


「ゴメン…」


龍も自分が解らなかった。なんで、こんなにイラつくのか。


別にこんなに怒る事ではなかったのに。


寿麻とはゲームなのに

何故にこんなに…

< 35 / 168 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop