アクシデントな恋
「おまたせー(*^ー^)ノ♪
出来上がり
美味しそうー('∇`)」
寿麻はテーブルにハンバーググラタンとサラダを用意しながら、龍を呼んだ。
「味は時子さんが作って行ったんだ、旨いはずだ。
まー…見た目も変わらないな…
いただきます。」
龍は毒舌ながらも
精一杯の誉め言葉だった。
寿麻はそんな言葉は聞いているのか…いないのか…
「おいしーぃ(*^▽^)
しあわせー(o^−^o)」
と言いながら、頬張った。
そんな寿麻を見ながら龍は…
『お前は俺が笑顔にする。誰にも渡したくない…』
そんな事を思っていた。
食事が終わり
寿麻が後片付けをしていた
すると
洗い物をする寿麻の横に立ち、龍がお皿をふき始めた。
それを見て寿麻はとても嬉しかった。
まるで新婚さんを思わせる感じで…
昨日の事が嘘のような…
ほんわかムード♪
片付けも終わり
2人はリビングでデザートのグレープフルーツを食べていた。
ここでも
寿麻が皮をむき
それを龍が食べていた。
「酸っぱくて苦いイメージがあって、あまり好きじゃなかったんだが…
意外に甘くて旨いんだな」
「今のグレープフルーツは甘くなったよ(*^-')b
昔は私も半分に切って砂糖をかけないと食べられなかったけどね。
今日のは特別美味しいはず(*^-')b
だって、私が剥いたから」
なんて言いながら寿麻は龍にウインク
龍はちょっとドキドキしながらも
「グレープフルーツが最初から旨いんだ!」
なんて…
照れ隠し…