アクシデントな恋

「ゴメンm(__)m
そんな顔しないでよ…
でも…私は、寿麻の幸せを一番に考えてるんだからね。」


愛は寿麻の手を握りながら優しく話した。


寿麻はうなずいて

「ありがとう
わかっているから…
大丈夫!!
このゲームが終わったら
一切関わる事が無くなるから…
今だけ…今だけは、龍の隣を独占したいの」



そんな話をしていると…
廊下の端から

「じゅま〜、まな〜
いたいた、探したんだからね…」

と,香とのぞみが走って来た。


「寿麻、龍様と一緒に開会の挨拶するんだって。
なんか…不思議…
寿麻が遠い人になって行く感じだよ…」

のぞみが言うと


「寿麻、大丈夫なの?
龍様に恥かかせないようにね。
なんて言ったって
私達の王子様なんだから。
今から楽しみなんだよね
舞台の上で挨拶をする龍様…(*^ー^)ノ♪」

と寿麻に言う香


2人で寿麻の心配をするのじゃなくて
龍の事ばかり…


開会式なんてほとんど代表者だけしか集まらなかったのに…
今年はかなりの人数になりそう…


それともう一つ最大イベント

ミスコン(*^-')b

去年は美里がグランプリをとったが
今年は看護科の推薦により、愛が出る事が決まっていた。

ミス西城は各科(部)各学年から一名選出される

看護科1年はほとんどの推薦により愛で決定

薬学部3年からは又々、美里が出る事が決まった。



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