一時間限定彼氏! 私と一時間で最高の恋をしませんか?
一時間限定彼氏! 誰か私と一時間限定で付き合いませんか?
春の風が心地よく吹き抜ける中、桜島女学園高等部の生徒会長で学園のプリンセス、桜島茉莉花は、学校内にある聖堂に呼び出されていた
「あの、よかったらわたくしとお付き合いしていただけませんか?」
「その気持ちだけで十分よ。ありがとう。でもあなたには私なんかよりもっといい人が現れるはずだわ。だから私となんかお付き合いせず、別の殿方をみつけなさい」
「茉莉花会長…」
そういって茉莉花はそっと告白してきた中等部の生徒を抱きしめた
「もう少しこうしていてもいいですか?」
「ええ…」
少しといいながらも開放されたのはその三十分後だった
「ありがとうございました。ごきげんよう」
告白してきた少女は自分の気が済んだら颯爽と聖堂をでていってしまった
「ほんとに茉莉花は女の子にモテモテね」
ずっと茉莉花のことをみていたのは、茉莉花の幼馴染で桜島女学園の大和撫子と呼ばれている、金院ほのか。茉莉花とは正反対でよく男性から告白されている
「ほのかちゃん。ずっとみてたの?」
「うん、羨ましいなーとおもって」
「うそばっか」
「でもいいじゃない。茉莉花男の子苦手なんだから」
茉莉花は勉強、スポーツともに優秀で容姿端麗。おまけに小説家としても活躍し、母親は名門、桜島女学園の理事長でお金持ちと、非の打ち所のない少女だがなぜか男と一時間以上いると気絶してしまう
「でも茉莉花は彼氏だって欲しいんだよ」
「でも一時間以上いたら気絶しちゃうんでしょ?」
「そうだけどー」
「それじゃあ募集したら? 一時間限定彼氏!」
「あ、それいいね! よし、早速帰ってネットで募集してみよう」
「がんばってね」
「ありがとう、ほのかちゃん」
「あの、よかったらわたくしとお付き合いしていただけませんか?」
「その気持ちだけで十分よ。ありがとう。でもあなたには私なんかよりもっといい人が現れるはずだわ。だから私となんかお付き合いせず、別の殿方をみつけなさい」
「茉莉花会長…」
そういって茉莉花はそっと告白してきた中等部の生徒を抱きしめた
「もう少しこうしていてもいいですか?」
「ええ…」
少しといいながらも開放されたのはその三十分後だった
「ありがとうございました。ごきげんよう」
告白してきた少女は自分の気が済んだら颯爽と聖堂をでていってしまった
「ほんとに茉莉花は女の子にモテモテね」
ずっと茉莉花のことをみていたのは、茉莉花の幼馴染で桜島女学園の大和撫子と呼ばれている、金院ほのか。茉莉花とは正反対でよく男性から告白されている
「ほのかちゃん。ずっとみてたの?」
「うん、羨ましいなーとおもって」
「うそばっか」
「でもいいじゃない。茉莉花男の子苦手なんだから」
茉莉花は勉強、スポーツともに優秀で容姿端麗。おまけに小説家としても活躍し、母親は名門、桜島女学園の理事長でお金持ちと、非の打ち所のない少女だがなぜか男と一時間以上いると気絶してしまう
「でも茉莉花は彼氏だって欲しいんだよ」
「でも一時間以上いたら気絶しちゃうんでしょ?」
「そうだけどー」
「それじゃあ募集したら? 一時間限定彼氏!」
「あ、それいいね! よし、早速帰ってネットで募集してみよう」
「がんばってね」
「ありがとう、ほのかちゃん」