お姫様は桃太郎?!
2
ゴロゴロしながら、夕飯が先か袁次の帰宅が先かを考えていると、先にやって来たのは袁次だった。
「ただいま!」
部活後にも関わらず、元気な状態で帰ってきた袁次。
少し興奮したようだった。
足音を立てて、勢い良く私の部屋に入ってくる。
以前からノックしろって言ってるのにしないため、注意しようと口を開いた。
だけど、袁次が手に持っているものを見てギョッとした。
「姉ちゃん見てみろよ!そこの公園に子犬が倒れてた!!」
その子犬は白くてモフモフしてて、砂で少しばかり汚れていた。
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「ただいま!」
部活後にも関わらず、元気な状態で帰ってきた袁次。
少し興奮したようだった。
足音を立てて、勢い良く私の部屋に入ってくる。
以前からノックしろって言ってるのにしないため、注意しようと口を開いた。
だけど、袁次が手に持っているものを見てギョッとした。
「姉ちゃん見てみろよ!そこの公園に子犬が倒れてた!!」
その子犬は白くてモフモフしてて、砂で少しばかり汚れていた。
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