お姫様は桃太郎?!
2
以前の様な、平穏な朝を迎えるのが恋しく思える時がくるとは思わなかった。
たった今朝を迎えているワケだけど、寒いはずなのに暖かい。
目の前には真白がいる。
と言うか、同じ布団に入って寝ている。
そして抱きつかれている。
真白の手はしっかりと腰に回されていて、密着している。
道理で暖かいワケだ。
「ゴルァァァ!!」
目覚めスッキリ。
悪い意味でスッキリしました。
これじゃあ一瞬で眠気は吹き飛ぶね。
真白の頭を今世紀最大の力でぶん殴ると、真白の身体はゴロンとベッドから転げ落ちた。
私が発した気合いと言う名の叫び声を聞き付けたらしい袁次は、早急に部屋にやって来た。
真白を見て、盛大なため息をもらす。
「やっぱり…!姉ちゃん何もされてねーか?!」
「大丈夫だけどさ、この変態犬どうにかならないかな?」
「ケージに入れとく?」
「あ、それいいかも」
.
たった今朝を迎えているワケだけど、寒いはずなのに暖かい。
目の前には真白がいる。
と言うか、同じ布団に入って寝ている。
そして抱きつかれている。
真白の手はしっかりと腰に回されていて、密着している。
道理で暖かいワケだ。
「ゴルァァァ!!」
目覚めスッキリ。
悪い意味でスッキリしました。
これじゃあ一瞬で眠気は吹き飛ぶね。
真白の頭を今世紀最大の力でぶん殴ると、真白の身体はゴロンとベッドから転げ落ちた。
私が発した気合いと言う名の叫び声を聞き付けたらしい袁次は、早急に部屋にやって来た。
真白を見て、盛大なため息をもらす。
「やっぱり…!姉ちゃん何もされてねーか?!」
「大丈夫だけどさ、この変態犬どうにかならないかな?」
「ケージに入れとく?」
「あ、それいいかも」
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