お隣さま ~放課後のアイツと恋の距離~


そう、アキママほどの腕はないけれど、あたしも自分なりにメイクを変えてみようと思って。


無理やり目を大きくしようと塗りたくってた濃いメイクから、少し大人っぽさを意識したナチュラルメイクへ。


髪も、スタイリング以上にケアに重点を置いてみようかなぁ、なんて。

ガラにもなく乙女なことを考えてたりする。



「――あ、そのネックレスも似合ってるじゃん」


「へっっ!?」



いきなりノッコに指摘され、顔がボッと火を吹いた。



「……違っ…これは、自分で買ったヤツで…っ」

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