お隣さま ~放課後のアイツと恋の距離~


強い光で目がくらむ中。


いつもとは様子の違う、真剣なアキの顔があった。


そしてそれは、徐々に近づいてきて。



「ちょ……っ」



目の前が影になったかと思うと、次の瞬間、あたしの体はアキの腕に閉じこめられた。



「アキっ、何……っ!?」



のしかかってくる重みを支えきれず、あたしは後ろに倒れてしまう。


首筋にかかる熱い息。


もしかして。
これってもしかして。

押し倒されてんの!?!?

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