story【短編】
大会の夜。


宿舎のロビーで私は茜と隼人とゆうと遊んでいた。


隼人が忘れ物を取りに部屋へ戻っているときにゆうが


「なぁ紗奈。お前ちゃんと隼人に告らないと三年間片思いで終わるぞ!!」


その言葉で、鍵をかけていた隼人への想いが現れてしまった。


その時、正貴君からメールがきていたので返事を書いたけど、頭の中は隼人でいっぱいだった。


「紗奈。正貴とメールすることあるんだ?」


忘れ物を取りに行っていた隼人がうしろからのぞき込んでいた。


「えっ!!まぁ………。」


あいまいな返事しかできなかった。


隼人の事が好きだから。


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