story【短編】
2月14日。バレンタインデー。
「あっ、そうだ。誰にももらえないと可哀想だから、多めにあるから一つあげるよ。」
そう言って、隼人にチョコをあげた。
余っていたからじゃなくて、隼人のために作ったチョコ。
でも、こう言ってあげるのが私にとっては精一杯だった。
そして卒業して、私たちは別々の大学へ進んだ。
この先私は違う人と付き合って、そして結婚するかもしれない。
それでも、心のどこかでは隼人の事をずっと想い続けると思う。
これで、私のお話は終わり。
もう隼人と会うことはないかもしれない。
でも私はこの続きが書かれるような未来であって欲しい。
「あっ、そうだ。誰にももらえないと可哀想だから、多めにあるから一つあげるよ。」
そう言って、隼人にチョコをあげた。
余っていたからじゃなくて、隼人のために作ったチョコ。
でも、こう言ってあげるのが私にとっては精一杯だった。
そして卒業して、私たちは別々の大学へ進んだ。
この先私は違う人と付き合って、そして結婚するかもしれない。
それでも、心のどこかでは隼人の事をずっと想い続けると思う。
これで、私のお話は終わり。
もう隼人と会うことはないかもしれない。
でも私はこの続きが書かれるような未来であって欲しい。