友達と親友と俺

俺は歩くこと20分ちょっと、ようやく健太ん家に着いた。



と丁度そこに藤原もやってきた。



一輝「おう、卒業おめでとう!」

小松「ありがとう。」



なんか変なあいさつを交わし、チャイムを鳴らす。




『ピーンポン!!』



家の中から階段を下りる足音がする。

徐々に足音が近づき玄関のドアは開いた。



健太「あがってあがって。」


そう言って家に招き入れる。



小松・一輝「お邪魔します。」



俺と藤原はちゃんと靴を並べた。

靴がいつかあった。
どうやら結構集まっているようだ。



そして階段を上り健太の部屋に入る。
そこにはもう古居と知宏と慎一と達也と保がいた。


みんな朝だというのに満面の笑顔だった。



健太「みんな来るの早いと思う!!」

古居「ちょうど良い時間帯やん。」

一輝「みんな何時くらいに来た?」

健太「古居は7時前に来よるもんね!!古居に起こされたようなもんやし。」



健太はちょっと不機嫌そうに言う。
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