友達と親友と俺
そういえば、さっき話に出てきた晃大という人物は【田口 晃大】といってUFOキャッチャー大好きな男だ。
達也「お前って、本当に晃大のことリスペクトしてるな!!」
そう、俺はみんなからは達也が言ったように晃大のことをリスペクトしてるように見えるらしい。
けど、俺にはそんな感情はないのだがな。
小松「まじやろ~。晃大が可哀想だぞ?」
健太「意味わかんねえし!!」
慎一「てか俺、彼女おるんやけど。」
……
小松・達也「え~~~~!」
俺も声には出なかったが、顔にはちゃんと驚きの表情がでた。
だって初耳だからね。
藤原「お前ら、うるさいぞ。ったく、俺に彼女いること知ったときは何も驚かなかったくせに。」
小松「え~!いつから~?」
慎一「修学旅行のときからだったっけ。」
健太「だれと?」
慎一「だ、誰にも言うなよ。」
一同「う、うん。」
そう言い、一同は慎一のそばに寄り耳をすました。
そして、慎一は珍しく顔を赤らめながらこう言い放った。