友達と親友と俺
そして月日は流れて、今は2月13日。
ビッグイベントの前日である。
そんな日にも学校は、ちゃんとあるんだよな~…。面倒くせえ。
『ピーンポーン』
おっ、きたきた。
健太「おっす。今日は早かったな!」
慎一「まあね。今日オールしたもん。」
健太「んじゃ、行こうか。」
そうして、いつものように学校に登校した。
でも少し早く着きすぎたし、校舎の中でも徘徊しよ。
ん~…1人で徘徊しててもつまらんな。慎一でも一緒に連れていこうかな。
とりあえず慎一のいる教室に行くために、廊下の角を曲がった瞬間――
『ドーン!』
健太「ぁいてて…!!」
どうやら俺は、曲がったときに人とぶつかったようだ。
…て、あれ!?も、もしかして山田さん!?
健太「ごごごごめん!大丈夫?」
えり「いててて!大丈夫だよ。こちらこそごめんね。」
山田さんは、大丈夫なアピールなのか笑顔でVサインをしてきた。
さっきの山田さんとても可愛かったな。一生あの笑顔は俺の中に残り続けるんだろうな。