友達と親友と俺

ゆか「懐かしいね、ここ。」

圭「全然、通り道やけ毎日見てるし。」

ゆか「そういえばそうだっけ!あははは。」


あっ、笑ってごまかしやがった!



『ヒューン…パンッ!』



ゆか「なんだろ?この音。」

圭「グランドからだ。行ってみよ!」

ゆか「ちょっと待ってよ!」



俺は、ゆかを置いていき音が聞こえるグランドまで走っていった。


暗くてよく見えないが、どうやら何人かで花火をしているようだった。

…て、あれ!?このスクーター見覚えあるやつだ!!



小松「誰か来たやない!?」

慎一「何も見えんけど。」

晃大「あの歩き方あいつやん!!」

??「適当に言うなじゃん。」

健太「あっ、圭やん!」

圭「こまっちゃんたちやん!ここで何しよる?」



グランドには、1つ上の先輩が大人数で集まっていた。


晃大くんにツッコんだ人は【松岡 保】。この人も1つ年上で基本適当男だ。適当過ぎて何をしていても面白い。
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