友達と親友と俺

圭「あれ、止めんでいいの?」


俺はすぐにでも止めに入りたかった。
けど、止めれる気がしない。だってあの人がキレたら嫌だから。

あの人とは、晃大くんのことだ。



そんな簡単にキレるわけないって?
いや、それがあの人は試合中にしょっちゅう相手選手にキレてたから。

試合中と普段のギャップがスゴいね!!


それ見て達也くんは毎回呆れていた。

今思うと懐かしいな~。



小松「ウケるから止めたらダメやからな。」

健太「あの知宏の顔ウケる!」

保「あいつらただの馬鹿じゃん。ただうるさいだけじゃん。」

慎一「知宏なんしたいんやろうね!?」



みんな爆笑していて止める気まったくなしだった。


慎一くんが聞いてきたから知宏くんを見てみるが、ただロケ花当たらないように倉庫の裏に隠れているだけだった。



ゆか「あの、そろそろ止めてあげた方がいいんでは?」



ゆかいることすっかり忘れてました!完全たる放置プレイごめん、ゆか。
と、心の中で謝罪しておいた。
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