友達と親友と俺
張り切ってトランプしたのだったが…
10分後――
晃大「…全くつまんねぇ。」
知宏「まじやろ!!ほとんどのトランプの遊びしたっつーのに。」
晃大「てか、素晴らしいほど全く時間すすんでないぞ!?」
知宏「はっ!?萎えるわ~。」
この暇さは、まじでハンパねぇ!!
もう仕方ない。今のこの暇さを打破するための最終手段を使うしかない。
最終手段と言っても簡単なことだ。それは――
晃大「じゃっ、さらばだ知宏!」
そう、帰るのだ。知宏の返事も待たずに素早く家から出た。
俺は夜に習慣として身についてるものがあった。
俺は慣れた足どりである場所へ向かった。
ある場所とは公園だ。
その公園は無駄に広くて、いっぱいの木並んでいて居心地がいい。
だけど、公園に毎日来る理由はそれだけでなく、灯りが少ないから夜限定に見れる星がよく見えるってのが一番の理由だ。
冬に見る星は特に最高だ。
晃大「知宏怒ったかな…。」
知らず知らずのうちに不安が口に出ていた晃大であった。