友達と親友と俺

古居「こうだ~い、俺1点決めたぞー!」


今度は、サッカー組が古居を先頭に戻ってきた。


勇貴「あいつらシカトするけ、やめとけ。」

晃大「それがどうした?」

古居「サッカーの貴公子こと俺の活躍、晃大にも負けんぞ?」



古居も俺をシカトして走って晃大のとこまで行った。



勇貴「あんまりやろ…。」



そうして、そのまま6限目になり授業が始まった。



先生「あれ!!渕上のおる!!」

生徒「えぇー!!何で来るわけー!?」

生徒「来んでいいしー!!」



いろいろなとこから俺に対する罵声が飛び交う。

ったく、口ばっかり達者だな!!



生徒「まじ来るなし!!」



もうそろそろ我慢の限界だ!
先生もただ見てるだけで止める気配はないし、俺キレそう。



生徒「来んでほしいね。」


プチンッ!!


勇貴「お――」

晃大「お前ら安心しろ。勇貴は俺に会いにきたわけで、あんたらに会いにきたわけじゃないから。」
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