友達と親友と俺

おれは、小松たちが見ている方向に目をやるとそこには、晃大と相手が対峙していた。



どうやら、晃大が生徒Bを蹴り飛ばして、オマケに俺を投げ飛ばしたらしい。



晃大「お前ら、あんま調子のらん方がいいぞ?」

生徒D「それはおま――」



生徒Dが喋っている途中に晃大が顔を蹴り飛ばした!



勇貴「うわ~…いたそっ!!」


そういえば晃大元サッカー部だったな。
聞いた話、小学生の頃ゴールのバーにボール蹴ってバーをへこませたって聞いたことがある。



うわ~…ご愁傷様…。


俺がそんなこと思い出してると横から――



一輝「てか、これ勇貴の喧嘩やろ!?なら勇貴行ってこい。」



そう言って藤原から突き出された。


みんな俺に対して態度ヒドい…!!



そんなことをしている間にも晃大は生徒E・Fを半殺しにしていた。




生徒B「…ゲホッ、ゴホッ…!!」

晃大「まだ意識があったか!!」
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