友達と親友と俺
晃大は冷たい目で、うずくまっている生徒Bを見下しながら歩み寄る。
生徒B「ゴホッ…クッソ…!!」
晃大「…。」
晃大は無言で生徒Bの頭に足を置き、そして――
踏み潰した!
小松「晃大…やりすぎそ!」
晃大「ムカつくから死ねばいい。」
そう言って、晃大が生徒AとCを睨みつける。
晃大「勇貴…あとやっていいよ。」
晃大は気がすんだようで、いつもの雰囲気に戻り俺にパスしてきた。
勇貴「任せろ。」
小松「じゃあ、俺あっち側に100円。」
一輝「せこっ!!俺もあっちがわに賭けるし。」
小松「それじゃ賭けならんやん。」
勇貴「勝手に賭けするなし!!」
小松「あっ、じゃ賭けするね!」
勇貴「いやいやいや、そういう意味じゃ…。」
俺は呆れて、生徒A・Cのとこに歩く。
生徒A「今度はあいつが相手!?余裕やろ!」
生徒C「言えてる言えてる。」
だんだんとムカいてきて、早歩きになり、走り出した。