友達と親友と俺
とりあえず、ずっとここにいるのも仕方なく健太の家に行くことした。
ったく、口切れてていてーな!!
晃大「ぷっ…勇貴、変顔するなし!!」
眉間にしわ寄せている俺を見て晃大が変なことを言ってきた。
小松「そんなこと言っちゃダメよ!?生まれつきやけ。」
一輝「そうだぞ、失恋だぞ!勇貴の顔、漫画で出てくるとしたら100パー、ブサイクキャラやけ、そやんこと言うな。」
…。
晃大「あいつなにしてんの?」
小松「ほら、見ちゃだめよ!」
あまりにもヒドい言われようでさすがに落ち込むよな…。
だからって、四つん這いになって落ち込んでる俺に向かって
漫画であるような、変な人を指差して「変だよ!?」て言う小さい子供に「見ちゃだめよ!」て言う親をそのまんま俺にするなよ!
体の傷の痛みより、心にヒドい傷ができたわ!
…誰も俺を心配してくれないんだね。
僕悲しい…。
…。
『ブルブル!』
勇貴「うおっ!!電話か。」