友達と親友と俺

一輝「んじゃ、正座頑張れよ。」

保「は!?お前も正座決定じゃん。さっさと俺んとこに来い。」




藤原は、保をシカトして自分の教室に入っていった。


悔しいが、藤原は正座をせずにすむ。
遅刻して正座しなくちゃいけないのは俺たちのクラスだけだ。



保の気持ちも分からなくはない。



保「さっさと来い!!」


保まだ叫んでるよ!!正直うるさい。



ん!!4組の教室の窓から手が出てきた!


そして、俺たちの方向に何か投げてきた!!


保「うわっ!!なにこれ!?」

小松「おっ、あめやん!」



俺と保は目が合い、微笑み合いすぐにあめを口の中に放り込んだ。



保「藤原サンキュー!あんがとな~!」


また横で叫び始める保!

まじでうるさい!



『ガラガラ』


先生「まだ正座してなさいね。」



先生は足早と職員室に去っていった。
他のクラスもHRが終わり、廊下に出てくる生徒がいっぱいになってくる。
< 82 / 115 >

この作品をシェア

pagetop