友達と親友と俺
それに比べて保の顔、海に溺れてる人みたいな顔だ。
そろそろ保も可哀想だし、止めてあげるか。
『キーンコーンカーンコーン』
あっ、保にとった救いのメロディーが流れ始めたよ。
古居「やばっ!!」
そう言って古居は走って戻っていった。
小松「大丈夫か?手かそうか?」
保「頼む。」
俺は、まず立ち上がろうとした瞬間一気に痺れが足に走って倒れ込んだ!
小松「むりむりむり!!やばい、全く立てる気せん!!」
保「俺も立てんじゃん!!」
廊下で床の上でもがく2人。
周りから見たら変人にしか見えないだろう。
保「やばい!テストぞ!?」
そうだ!!忘れていた!
俺、テスト受けに来てたんだ。
俺たちは、いい案を思いついた。
小松「おい、行くぞ。」
保「おう!!」
俺たちの案とは、床の上を体をくねらせて進むという神業だ。
理想の動きは、床の上を泳ぐように這うことだ。