友達と親友と俺

―達也視点―



今日はテストから1週間が経ちテスト返却日だ。



俺的にテストが返ってくるのは嬉しいんだが、テストの解説で授業が潰れるのが嫌だ。



もう1週間後には県立入試が控えている。


少しでも勉強しておきたいとこだ。



健太「なんでそんなにソワソワしてんの?」

達也「今日テスト返ってくるからだよ。」



なんだかんだ、テスト返ってくるのが楽しみだった。



健太「あぁね、今日授業潰れるもんね。」

達也「もういいや。」



俺は健太に呆れた。

そこに――



小松「おっす!!みんな早いな。」


小松が登校してきた。



健太「最近遅刻せずに来よるやん!」

小松「当たり前やん。そろそろ入試やもん。」



さすがの小松でもちゃんと高校のこと考えていたのか!!

それを聞いて安心した。




健太「小松勉強しよる?」

小松「するわけないじゃん。」



前言撤回!なにも小松は考えてない。
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