俺様彼氏と純粋彼女
第二章 後ろの席
それからHRが終わって授業が始まった。
「なぁ。」
「……」
んー…連立方程式…?
今更?…これを?
むりだよぉ~…
「なぁってば!」
誰かにガシッと肩を掴まれた。
「キャァ!?」
…って…え…
黒木くん!?
「悲鳴あげてんじゃねぇよ。
さっきさぁ、なんで不機嫌そーー な顔で俺の方見てたワケ?」
たくっ と言った顔で聞いてきた。
「え…?さっき……?」
さっき…あ!!!
確かに…。不機嫌そうな顔で見た。ワザとだけど...。
「あ…あれは…
黒木くんがモテ過ぎるせいで いっつも私 自分の席に座れないんだもん!!だからワザと不機嫌そうな顔して見てたの…!」
「あ…?
俺がモテ過ぎるせい…?
知らねえーわ そんなん!なんでこの"俺様"が"モテ過ぎるせい"になんだよ!?」
「言ったじゃん!!
座れないんだもん!!
黒木くんのせいにするしかないじゃん!!」
「"しか"だと?」
「W陽向…」
「なぁ。」
「……」
んー…連立方程式…?
今更?…これを?
むりだよぉ~…
「なぁってば!」
誰かにガシッと肩を掴まれた。
「キャァ!?」
…って…え…
黒木くん!?
「悲鳴あげてんじゃねぇよ。
さっきさぁ、なんで不機嫌そーー な顔で俺の方見てたワケ?」
たくっ と言った顔で聞いてきた。
「え…?さっき……?」
さっき…あ!!!
確かに…。不機嫌そうな顔で見た。ワザとだけど...。
「あ…あれは…
黒木くんがモテ過ぎるせいで いっつも私 自分の席に座れないんだもん!!だからワザと不機嫌そうな顔して見てたの…!」
「あ…?
俺がモテ過ぎるせい…?
知らねえーわ そんなん!なんでこの"俺様"が"モテ過ぎるせい"になんだよ!?」
「言ったじゃん!!
座れないんだもん!!
黒木くんのせいにするしかないじゃん!!」
「"しか"だと?」
「W陽向…」