空色LOVE
「佐藤?」





私が校門を出てしばらくすると、



俊樹君に出会った。






いや、お前も佐藤だろ。







「どーも…」







直樹君かと思ってびっくりした。



本当にそっくり。







「家どこ?」




「ああ、春木町だよ」





「俺も春木町」






マジ?そうなんだ…






「一緒に帰る?」





俊樹君がそう言ったので、私は頷いた。
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