空色LOVE
―――――――――




今思い出しても寒気がする。







早く忘れたい記憶。




忘れたくても忘れられない記憶が、




頭の中をグルグル回っていて。







あのあと、どうなってたっけ?







呆然とする私の前に、




同い年くらいの男の子が現れたのを覚えている。








誰だっけ…








顔は思いだせない。





でも、なんかその子が叫んでたのを覚えてる。









なんて言ってたのかも分からない。






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