空色LOVE
「直樹様だよ!」






友達が後ろを指差す。




様っていちいち付けてると笑ってしまう失礼な私。






私が振り向くと、キラキラオーラをばらまきながら直樹君が近づいてきた。







「…何?」






直樹君が私の前で立ち止まったので、私は聞いた。









「ちょっと来て?」







直樹君の頭には、




マンガでよく見る怒りマークが浮かび上がっている。







私何かしたっけ?
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