愛してるって言って欲しい━安藤里香の場合━
━美味しい??あら、ごめんなさい。飲み込ませるのを忘れていたわ。━

私は南さんの口のてを突っ込みぐちゃぐちゃになった目玉をつかんで喉の奥にてをつっ込んだ。

オエッオエッ

しきりに嗚咽をしているのを横目で見ながら私は腕が胃まで到達したのを確認してから手を抜きとった。

━最後の晩餐はどうだった??最高でしょ?自分の体を最後に食べられるなんて。フフッ━

━それではさようなら。もう俊に近づかないでね。━

左手に持っていた包丁を利き手に持ち替えて私は南さんの心臓めがけて包丁を振りおろした・・・。


グサッ


ふーっこれで俊を邪魔する人はいなくなった。

これで俊と私、遮るものはもう何処にも無いわ。

やっと幸せになれるんだね。俊・・・。私嬉しいよ。
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