LOVE LOVE LOVE
「……ぃやくん?誠也くん?」
「あっ…すいません……オレのせいです…たった今、彼女の父親が赤いスポーツカーで迎えに来てしまって…そこに可奈が帰ってきて、オレ、電話でその場にいなかったんです。可奈はオレの為に無理に明るく振る舞ってくれたんです。すいません……オレがもっと早く出ていれば……」
「あら……そうだったの…誠也くんのせいじゃないのよ。教えてくれてありがとう…しばらく様子見しますね。じゃあおやすみなさい」