LOVE LOVE LOVE


正直嫌だった


思い出したくない


あのシーン


だけどきっと
せーくんは何か話そうと
している


意を決して

「…ぃ、いいよ」


「ごめんな。お前の親父さんが事故に合って、可奈が目の当たりにしたとき、俺は可奈をこの先守っていくって思った。もちろん結菜さんもだ」


あの時、外に飛び出して
きてくれたのは


せーくんだった…


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