LOVE LOVE LOVE


「だけどね…!」

私はそう言って
黙り込んでしまった



これから先、自分が
口に出してしまう言葉が


その言葉を認めて
しまう気がして


…嫌だった……


せーくんは
優しく


「言ってごらん?」


と頭を撫でてくれる


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