LOVE LOVE LOVE

目を閉じて


息を吐いて


思いきって


「私なんかよりふさわしい人がいるよ…」


せーくんは黙ったまま
何も言わない

私自身も
どうしたらいいか
分からなくて


黙ってしまう


あの言葉を言って
しまった自分が


情けなくて


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