LOVE LOVE LOVE


涙が溢れ出そうに
なったとき


視界が遮られた


目の前には整った
せーくんの顔立ちと

唇の柔らかな感触……


突然のことすぎて
理解するのに

時間がかかった


触れるだけのキスを
したせーくんは

ゆっくり私から離れた


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