【完】─片思い─
あたしは、自分のベッドに飛び込んだ。
すると、それと同時に、携帯の着メロが鳴った。
…?
どうやら、公衆電話からかけているらしい。
「はい、もしもし…」
『三浦か?』
え…先生?
電話をかけてきた主は、3組の担任だった。
『実は…東がな…』
優輝?
『 』
あたしはその言葉を聞いた瞬間、頭が真っ白になった。
そして、電話をきって、すぐに和に電話をした。
まだ、頭が回っていない状態で。