あなたの瞳




いつしか、あなたの瞳には、私じゃない女の子しかうつらなくなった。




だから、やっぱり私にとって卓斗との幸せな思い出は、小学校時代のものばかり。

中学に入ると、あなたの瞳には私がうつらなくなってしまったから………。


卓斗が、遠ざかってしまったから………。






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