あなたの瞳
楽しい……か。
私、あの空間を始めから煩わしいと決め付けていたのかも。

私も、楽しめばいいのかもしれない。




何だか、頭の中がスッキリしたような、何か余計な考えが洗い流された気がした。




それからは、少しずつ人見知りしなくなっていった。



卓斗は、そんなこと覚えてないよね?

でも、きっと。
私が卓斗に惹かれ始めたのはあの時からだ。





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