先輩に片思い
失った恋



失った私の恋。


「逃げ出して来ちゃった...」


全力疾走した私は
息が苦しくて...

だけど先輩のあの顔を
思い出すと
胸が苦しくなって...。


涙をこらえて家まで
俯きながら帰った。


家につき
自分の部屋に入った。

カバンを放り投げ、
ベッドに倒れ込んだ


「はぁ~...」


さすがにヤバいよね。

告って、逃走...
まじたちわりぃ~

後悔はつのるばかり...


忘れようとしても
脳裏によぎる
先輩の存在...


先輩のあの悲しそうな顔には

どんな真相が隠されてるの...?


改めて自分が「したこと」

にため息がでる...。


頬に冷たいものがあるのに
気付いた。


頬を触ると...
私の涙だった...。

無意識に私...
泣いてた...?


「うっ...う...グス」


涙はいくらでも溢れ出してきた。


終わった。私の恋。



先輩...大好きでした。
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